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メモリのチャネル数がRyzen Gに与える影響を検証

ご無沙汰しております。

今回はRyzen Gのメモリのチャネル数が与える影響を検証しようと思います。

構成

cpu AMD Ryzen 5 2400G
マザーボード ASRock AB350M-HDV
メモリ Transcend JM2666HLB-8G×1or×2
ストレージ ADATA SU650
電源 ANTEC NE550C
OS Windows 10 Home 64bit
グラフィックスドライバ Radeon Software adrenalin Edition 18.10.1

 

恐らく違いがわかりやすいであろう、グラフィックステストからやってみます。

3DMARK

Night Raid

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なんと3367もの差が。それなりの差は出るだろうと思っていましたが、1.4倍ものスコアを叩き出すとは少々予想外でした。

Fire Strike

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Fire Strikeでは更に差が広がり、1.6倍ほどに。

Cinebench R15 OpenGL

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12fps程ほど向上。 違いが目に見えてわかるレベルです。

このようにグラフィックステストでは雲泥の差でしたが、CPUテストではどうなるでしょうか。

Cinebench R15 CPU

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シングル、マルチともに微増。 MP Ratioは全く同じ5.27×。

CPU Z Bench CPU

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マルチスレッドスコアがかなり上昇。 因みに2308.2というスコアはリファレンスとして用意されていたCore i7 4790Kのマルチスレッドスコアを上回っていました。

まとめ

これまでのベンチマーク結果をもとに結論をまとめると、

Ryzen Gのグラフィック性能を活かしたいならデュアルチャネルは必須

というところでしょうか。とくにFire Strikeのスコアなどを見ると、シングルチャネルではもったいないと思えるレベルですから、Ryzen Gで組むときは何か特別な事情でもない限りはメモリはデュアルチャネルにすべきと言えるでしょう。